nekota_kousatu’s diary

ゲームの考察&妄想用

ドクトリンについて

ドクトリンについて
どうも、タブロイドは『ドクトリン』の解釈を間違っているので解説。

タブロイド<<ドクトリンさ、何が起きたら次どうするっていう戦闘教義だ。オーシアにはあるんだよ俺たちみたいな捨石がどこで死ぬかも書かれているんだろうな>>

ドクトリンは確かに今回は軍事についてだから戦闘教義であるが、まさに教義であって、作戦立案時の原理原則を示したもの、とでも解釈するべきものでタブロイドが言っている意味とは違います。

しかしながら、タブロイドが言わんとしたこと、『何が起きたら次どうする?』という指令書は存在していた。それは『封緘命令書』
映画でも見たことがある人がいると思うけど、プラケースをパキッと割って命令書を取り出したりしてるやつなんかの事。
ある状況が発生した、ある時間になった、指示された場所に行った、開封命令が出た、などが封緘命令書を開封する条件になる。それは事前に作戦が内部から敵にバレないようにする、捕虜に捕られて敵に漏れるのを防ぐ、実行時までに漏れてはいけないことを秘密にしておく、などが目的。事前に封が破られた命令は実行されることは無いため、秘密作戦を実行するには持って来いの方法。事前に破られた場合は犯人(=スパイ)探しとなる。



オーシア軍の秘密司令
上記で、『封緘命令書』について説明したけれども、それには意味がある。開戦前からオーシア軍内部は変なことになっていた。

エルジアが不審な動きをとっている情報は当然軍に届いていた。ところが変にエルジアの脅威を否定する者とか、その情報はもっと裏付けが必要だーとか、オーシア軍が積極的に動こうとすることにブレーキを掛けるような上級将校がいた。そのことに疑問を抱いた一人の空軍将校がいた。彼には上級将校の言動が利敵行為とも思える行動に見えたが、内偵を使った捜査を掛けると逆に感づかれ粛清される恐れがあったため確たる証拠を得ることができなかった。

しかし、エルジアと通じているのではないか?という疑惑は拭えず万が一に備えて信頼できる人選を行い有事の際には本隊とは独立して秘密指令を実行する特殊戦闘部隊の結成を密かに行ったのである。

しかし、当然軍内部には公にできない秘匿部隊である、大規模な部隊の編成はもちろんできず空軍に2個小隊合わせて1中隊の編成しかできなかった。
そこで彼が目を付けたのが、ザップランドにある444航空基地飛行隊だった。あそこは懲罰兵の牢獄基地、外とは隔離された基地だ、パイロット達から秘密が漏れることは無い、何かの時に捨て駒に使えないだろうかと。
しかし、大きな問題があった。あそこは欺瞞基地だ、まともに飛べる戦闘機が無い、どうしたものか…


ここから本編に繋がっていき…という強めの妄想でした