nekota_kousatu’s diary

ゲームの考察&妄想用

懲罰部隊の真相

まず、ミッション11 Fleet Destruction「敵主力艦隊殲滅」ブリーフィングから


トリガー、そしてカウント
君たちの処遇について、正式な決定が下った
中隊長たっての希望もあり、君たち2名は我が部隊へと正式に配属される

過去に例のない抜擢ということで君たちを特別な目で見る連中がいるかも知れない、だがそれは自身の活躍によりくつがえすものだ、その力があると信じている

それではブリーフィングを開始する

かねてよりエルジア軍の無人機による自動邀撃システムのため、我が軍の反攻は停滞していた
これはIFFに応答しない軍用機が一定エリアに侵入すると自動で無人機が離陸、対象への迎撃行動を開始する、というものだ

しかしこの邀撃システムには、警戒網の穴が存在することが判明している
これは、別の部隊が実際に警戒網に近づき偵察および戦闘を行うという危険な瀬踏みによって得られた貴重な情報だ

我が隊に配属となったパイロットはその任務を生き残った2人・・・というわけだ


ここで懲罰部隊が作られた理由が分かりますね。要はエルジア軍無人機による自動邀撃システム警戒網の調査に利用されていた と言う事です。

 
・ミッション06の砂漠地帯ロカロハで無人機に襲われ
ハイローラー<<司令官の野郎、ありがたく任務が来たようなことを毎度言ってるが
次から次へ立案が早かないか。まるで初めっから決まっていたみたいだ>>
タブロイド<<ドクトリンさ、何が起きたら次どうするっていう戦闘教義だ
オーシアにはあるんだよ。俺たちみたいな捨石がどこで死ぬかも書かれているんだろうな>>
フルバンド<<この作戦も決まってるってことか?>>

そう、決まってました。



ミッション07のインシー渓谷でのサイクロプス隊とストライダー隊の護衛で無人機に襲われ(ミハイのおまけつきだったが)

イエーガー<<警戒!敵機インバウンド!UAVが出てきたぞ!>>ワイズマン<<ラインを踏んだか>>

ストライダー隊とサイクロプス隊は自動邀撃システム警戒網があるらしきことを当然知っていた。

 
ミッション08 作戦 Three of a Kind のアルティーリョ港攻撃からタンクローリーを追っての内陸部への飛行で無人機に襲われ

 

ミッション09のワイアポロ山脈で敵レーダーを破壊からの、オーシア空軍(マークが入った)F/A-18F 7機中隊とアーセナルバードからの「ヘリオス」に襲われた。

タブロイド<<くそ、俺たちは何かをさせられている、だが何を?
任務は危険だが、目隠しで地雷原を走らせるような無謀さはない>>

そう、実は身をもって自動邀撃システム警戒網の調査をさせられてたってわけです。


しかし、このミッション09だけ謎が残るところ。無人機は出てこなかった。明らかなのはエルジアからの攻撃としてアーセナルバードが「ヘリオス」を撃ちこんできたけど。
そう、オーシア空軍(マークが入った)F/A-18F は、エルジアがIFFを偽装しての無人機だったと結論付けておこう。
なぜなら、懲罰部隊の作戦は”本隊とは切り離された『長距離戦略打撃隊』としての秘匿作戦”の一部だったから、オーシア軍内の不穏分子にはバレてないと考えるのが妥当。
ワイアポロ山脈のレーダー施設は、エルジア軍にとってはそこまでしても防衛しなければならない相当重要な軍事施設であったということ。

あのタイミングで出てきても戦略的意義がないのにと思うけど、他のミッションにおいても実は無人機の登場は遅い。自動邀撃システムなので施設が残っていようといまいとお構いなしの条件反射では。発射基地からあれだけ時間を要したという事なのだろう。

しかし、それぞれの作戦で自動邀撃システム警戒網の調査以上の戦果を上げているのは、参謀本部としても誤算だったのかもしれないけど。

 
ミッション06基地上空での欺瞞邀撃でタブロイドが言っていた

タブロイド<<懲罰兵の飛行隊、そんなものを作った理由があるはずだ。ハリボテの基地作戦は、いまのところうまくいっているようだけど、戦争を終わらせる方策は誰かにあるんだろうか>>

そう、以上が懲罰部隊444飛行隊を作った理由でした!

しかし、特段トリガーについての言及は無い。トリガーはストライダー小隊の隊長として取り立てられるのだけど、それは純粋に中隊長ワイズマンに腕を認められてと考えるのが素直。
しかし、残る疑問はエイブリル。彼女が居なければ作戦遂行のためのまともな戦闘機なんて無かったはず。想定した空域で飛行機を飛ばして無人機が飛んでくるかどうかの調査なんて出来なかった。
そう、この懲罰部隊の作戦は、エイブリルあってこその作戦だったのだ!


で、ここからはただの私の妄想に過ぎないんだけどあの黙々と任務をこなすトリガーからは、この懲罰部隊の目的を知っていたのでは?という疑念が拭いきれない。やはりだ、実はもっと上層の参謀本部とトリガーの間の極秘事項としてあったのでは?だからこそ、参謀本部はトリガーをタイラー島に送らなかったし、査問会議のやり直しで5日も経たずさっさと無罪になっているんじゃ…
無人機が飛んでくるかどうかだけを調査させるのであれば、それを確認できればすぐに撤退させれば良かろうに、参謀本部はトリガーがいるのでそれ以上の戦果を期待したと考えれば筋が通る。


で、M11のデブリーフィングに戻るけど


この犠牲の上に掴んだチャンスも敵に隙を塞ぐ時間を与えてしまえば無駄になってしまう
そこで、我が隊に長距離戦略打撃作戦が発令された

我々は引き続き、本隊とは切り離された『長距離戦略打撃隊』として秘匿作戦を展開する
サイクロプス隊』『ストライダー隊』の各隊は長距離攻撃に特化した特殊戦闘部隊としてエルジア領内へと深く侵攻
エルジア領内の重要標的を攻撃しつつ、大陸北部から首都ファーバンティへの侵攻ルートを切り開く


・やっぱ秘匿作戦なんだ

”引き続き、本隊とは切り離された『長距離戦略打撃隊』として秘匿作戦を展開するのだ。”
なぜ本体とは切り離して秘匿作戦を行う必要があるの?
って、もうこれはお分かりの通りオーシア軍本隊の中身にエルジア軍と通じている不穏な者たちがいるために、作戦がバレないようにするためですね。
参謀本部は開戦早期にこのことに気づいていたわけです。